マレーシアを舞台としたドキュメンタリー映画の上映会を開催

2022.08.29

2022年7月9日(土)、アゴラ?グローバル プロメテウス?ホールにおいて、TUFS Cinema マレーシアドキュメンタリー映画『斧は忘れても、木は覚えている』上映会を開催しました。

上映作品は、アーカイブに保存された写真、映像資料を横糸にし、公式発表で死者196名、負傷者439名が犠牲になったマレー人?華人間の民族暴動「513事件」と、マレーシア半島部に居住する少数先住民族オラン?アスリの苦渋に満ちた歴史を辿りながら、彼らが直面する慣習的土地利用を犯す森林伐採とイスラーム化(同化)政策の状況を縦糸にして紡ぎあげられた、台湾在住のマレーシア華人ラウ?ケクフアット監督によるドキュメンタリー作品です。

上映会では、本作の全編上映が行われた後、シンガポール映画研究の専門家である盛田茂氏より、上映作品に関連し多民族国家マレーシアの抱える問題や歴史などについて解説が行なわれました。

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