外国人居住者の子育てを多言語資料で応援、本学言語文化サポーターらがブックスタート事業に協力

2021.04.27

NPOブックスタート(東京都新宿区)が作成した「多言語対応 絵本紹介シート」(2021年3月完成)に、本学が翻訳などの協力をしました。

すべての親子に絵本の楽しいひとときを届ける「ブックスタート事業」は、外国人居住者も対象となります。そのため、当法人では、2004年から、多言語資料を自治体に提供してきました。このたび、専門家と協働するプロジェクトが本格始動し、同シートの作成が進められました。絵本のあらすじだけでなく、絵本に出てくる日本語のうち、特に外国人にとってわかりにくい擬音語や擬態語などを補足する文章を「やさしい日本語」で作成し、さらにそれを英語?中国語?韓国語?ポルトガル語?スペイン語?タガログ語?タイ語?ベトナム語?ネパール語の9言語に翻訳されました。

本学では、言語文化サポーター*らが翻訳を担当したほか、小島祥美准教授(世界言語社会教育センター)が「やさしい日本語」の活用等の助言を行いました。

*言語文化サポーター:多言語多文化共生センターが拠点となり、本学の卒業生ならび本学大学院生または本学教職員で組織され、国際的なイベントのスタッフや外国人が相談を受けるときの通訳などの活動を行うサポーター

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