日印共作長編アニメーション『ラーマーヤナ ラーマ王子伝説』をフィルム上映

2020.01.21

2020年1月10日(金)、アゴラ?グローバル プロメテウス?ホールにおいて、TUFS Cinema 日本?インド共作長編アニメーション『ラーマーヤナ ラーマ王子伝説』上映会を開催しました。

本作品は、インドが世界に誇る古代叙事詩がアニメとなって蘇った作品で、1980年代から9年の歳月をかけて制作されました。1992年に完成し、日本でいよいよ公開という時に、オーム真理教地下鉄サリン事件、インドのバーブリマスジッド破壊事件などにより、配給の機会が奪われた幻の作品です。作品のデジタル化がまだ行われていないため、上映会では、35mmフィルムで上映されました。

本編上映後には、本学の水野善文教授(総合国際学研究院、専門:古典サンスクリット文学及び中世ヒンディー文学)が、ラーマーヤナ物語の成立から伝播などについて講演を行いました。

会場には、定員を超える約520名の方が来場し、関心の高さがうかがえました。

PAGE TOP