ウクライナの学生と本学学生が計3回のオンライン交流イベントを開催

2022.07.05

2022年5月29日(日)、6月11日(土)、6月26日(日)の計3回、ウクライナ支援の一環として、本学学生団体の企画により、本学学生とウクライナの学生とのオンライン交流会が開催されました。本イベントは、本学学生国際交流団体「たふこみゅ(TUFCOMMU)」と、同じく本学学生団体でタンデム学習の機会を提供している「LET'S」との共催で開催されました。

現地の日本語教師からは、「ウクライナ国内にいながら、日本語を勉強できる、日本の学生と交流できる取り組みは、国を出られない学生にとってとても有意義であり、素晴らしい試みである」とのコメントも寄せられました。

各回の実施内容は次の通りです。

  • 5月29日(日)開催「Ukraine Day 1」

ウクライナからは、本学と協定のあるイヴァン?フランコ記念リヴィウ国立大学(以下「リヴィウ国立大学」)のほか、南部のドニプロー市にあるオレーシ?ホンチャール記念ドニプロー国立大学、首都キーウにあるボレィース?フリンチェーンコ記念キーウ大学、キーウ国立言語大学から合わせて45名の参加者があり、全体セッションや少人数のグループセッション、日本のアニメ文化の発表などを通じた交流を行いました。

  • 6月11日(土)開催「Ukraine Day 2」

第2回の交流会では、本学とウクライナの5大学で合わせて33名が参加しました。前回参加のあったオレーシ?ホンチャール記念ドニプロー国立大学に代わり、今回はリヴィウ国立工科大学からも参加がありました。イベント企画にあたり、本学海外拠点であるGlobal Japan Office ウクライナ(リヴィウ国立大学内。現地オフィスは窓口閉鎖中)のコーディネーターも参加し協力しました。 少人数に分かれてのグループセッションでは、ウクライナ学生が日本語を始めたそれぞれの動機を語ったり、日本語でウクライナ料理や最近の出来事を紹介する様子もありました。また、本学の学生がウクライナ語を教えてもらったり、本学学生が知っているウクライナ語を披露したりと、どのグループも和気あいあいとしていました。

  • 6月26日(日)開催「Ukraine Day 3」

試験期間ということもあり、1回目?2回目より少人数の、ウクライナ側から4名、日本側から6名の10名が参加し行われました。日本側6名のうちの2名は、渋谷教育学園渋谷高校の生徒でした。はじめに本学学生により、日本の食べ物について写真を使ってのプレゼンテーションが行われました。その後グループに分かれてセッションが行われました。今回は、映画の話、アニメ、東京の観光スポット、休日の過ごし方、ウクライナ人学生の留学予定地や、関西弁などについて英語を交えながら和やかに交流が行われていました。 最後に、渋谷高校の高校生2人が、7月30日(土)に開催予定のウクライナ人学生との交流イベント「ウクライナ×日本 中高生フォーラム」について紹介をして、記念撮影の後、閉会となりました。

なお、参加したウクライナ人学生からは下記のような感想をいただきました。
「本当に素晴らしい交流の機会となりました。ウクライナの人々は、日本の支援と援助にとても感謝しています。どうもありがとうございました!」
「私にとってとても素晴らしいイベントになりました。日本について様々なことを知ることができ、興味深かったです。手机赌博官网_外围足球app-游戏平台とこのイベントの主催者の皆さんにとても感謝しています。」
「本当に楽しかったです。新しい人と出会ったり、ネイティブの人と日本語の練習をしたり、面白い体験ができました。また、最初は何を話そうか迷ってしまいましたが、最後にはとても楽しくなりました。」

交流会は3回で終了となりますが、今後はタンデム学習を提供する本学の学生団体「LET'S」が中心となり、ウクライナの学生と本学の学生のタンデム学習の機会が持たれる予定です。

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