第17回ノーベル平和賞受賞者世界サミットへ本学学生2名が参加

2019.11.01

2019年9月19日(木)~22日(日)、メキシコ?メリダにて開催された「第17回ノーベル平和賞受賞者世界サミット」に、本学学生の谷内田小春さん(国際社会学部ラテンアメリカ地域/スペイン語3年)と老松京香さん(国際社会学部北西ヨーロッパ地域/英語1年)の2名が参加しました。本サミットは、ノーベル平和賞歴代受賞者、世界の関連団体および学生とで平和構築について語り合うもので、開催地を替えて毎年実施されています。

参加の学生の感想

谷内田小春さん

この4日間、数々のノーベル平和賞受賞者のお話を直接お聞きするという貴重な体験をさせて頂きました。特に、受賞者によるパネルディスカッションでは、近年の国際社会に対して様々な問題提起がなされる中、他の参加者と共に平和の意味について考えさせられました。ワークショップでは50カ国以上から集まった学生たちと意見交換をしましたが、それぞれが自国の課題に対して積極的に分析する姿に刺激を受けました。また、メキシコの別の都市に短期留学中だった私にとっては、メキシコの新たな面を学べたことが非常に有意義な経験となりました。ユカタン半島には先住民の文化が色濃く残っており、留学先の街とは異なる歴史、雰囲気や価値観を感じました。また、開催地メリダ市の大学生も多く参加しており、彼らが母国メキシコ、そして日本をどのような国として捉えているのか興味深い意見を聞くことができました。

老松京香さん

多岐にわたるテーマのワークショップやパネルディスカッションを通し、「平和」に対する自分の見識を深めることができました。特に記憶に残ったのは、「おもちゃの銃を好きなように変形させ、他人を傷つける道具から、子どもたちに平和をもたらす道具にする」というワークショップでした。世界で今注目されているテーマを知るだけではなく、新たな発想を得ることができ、また将来様々な分野でリーダーになるであろうユースと知り合えたことは、非常に大きな収穫であったと考えています。

左:谷内田さん、右:老松さん
会場のユカタン国際会議場前にて
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