職場での異文化間コミュニケーションをテーマとしたシンポジウムを開催

2021.05.06

2020年11月21日(土)、国際シンポジウム「より良い企業内異文化間コミュニケーションの実現に向けて?職場をフィールドとするコミュニケーション研究?」をオンラインにて開催しました。

近年、日本出身の社員と外国出身の社員が共に働く職場が増えてきています。そういった職場でのより良いコミュニケーションの実現のために、企業関係者、教育関係者や研究者に何ができるでしょうか。

このシンポジウムは、本学の多言語多文化共生センター(社会貢献部門)が実施する「TUFS多文化共生活動」事業の一環として開催されたもので、職場での異文化間コミュニケーションをテーマに、本学の大津友美准教授(大学院国際日本学研究院)が中心となって企画しました。職場でのコミュニケーション問題とその解決方法に関する講演、そして職場をフィールドとするコミュニケーションの研究や教育実践についての口頭発表7件が行われました。参加者は約180名で、企業関係者、日本語教育や大学教育の教員、職場会話の研究者など多様な方が参加。オンライン開催ということで、登壇者も参加者も世界のさまざまな地域から参加しました。シンポジウムの最後には、参加者同士のオンライン交流会も行われ、意見交換を行いました。企業関係者には自分たちの職場でのより良い異文化間コミュニケーションのためのヒントが得られる場に、また教育関係者や研究者にはこれからの課題を考えるためのきっかけ作りの機会となりました。

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