本学学生が府中市市民ボランティアと共に、外国につながる子どもを対象とした避難訓練を実施しました

2016.10.18

本学には、ボランティア活動スペース(VOLAS)を拠点として、毎週、府中市内にある府中国際交流サロン(府中市役所第2庁舎)において、外国につながる子どもへの日本語学習支援に参加している学生がいます。
2016年9月16日(金)、本学学生が府中国際交流サロンで活動している市民ボランティアの方と共に、外国につながる子どもを対象とした避難訓練を実施しました。



学生の活動レポート

澤口明里さん(国際社会学部 東アジア地域1年)
渡辺有実さん(国際社会学部 ラテンアメリカ地域1年)

先日、*くりふでは府中国際交流サロンの市民ボランティアさんと、本学の学生との協働で避難訓練が行われました。
クイズを中心に絵を用いて、子供たちにもわかりやすいように災害発生時における基本的な行動、注意事項について説明していただきました。そうした知識はもちろん、市民ボランティアの方の質問に積極的に手を挙げて発言する子供たちの、基本的に一対一で行う普段の活動では見ることのできない姿を垣間見ることができたことも嬉しい収穫でした。
その後、大学生ボランティアは、災害が発生した場合の避難ルートを実際に通って近くの小学校まで行きました。その際、大事なことをいくつか学びました。まず、避難の際子供の手をつなぐことです。こうすることで、大学生が子供とはぐれにくくなりますし、地震で不安を感じた子供がパニックになることも防ぐことができます。また、避難する途中で、上からの落下物だけでなく、切れた電線やブロック塀など気を付けるべき点がいくつもあることもわかりました。
普段お話する機会の少ない市民ボランティアの方と接する中で、活動を学生とは違う目線で考え、見直すことができるのではないか、とも感じました。
実際に地震等の災害が起こったときには、私たち自身が落ち着いて行動するのはもちろん、子供たち1人1人に気を配り、安全に避難誘導ができるように、学んだことをしっかりと心に留めておきたいと思います。

当日の様子は こちら もご覧ください。
*くりふ
本学学生による学習支援サークル?くりふは、府中市に住む「外国につながる子ども」の 学習支援を週に一度、府中市の職員の方々の支えのもと、府中国際交流サロンで行っています。

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