本学手机赌博官网_外围足球app-游戏平台生が日本材料科学会「2025年度 学術講演大会」において若手奨励賞を受賞
5月29日(木)~30日(金)に早稲田大学で開催された「2025年度 一般社団法人日本材料科学会 学術講演大会」(主催:一般社団法人 日本材料科学会)において、本学手机赌博官网_外围足球app-游戏平台生の大友康平さん(博士前期課程 機械電気工学プログラム2年、指導教員:平井慈人准教授)が、若手奨励賞(口頭発表部門)を受賞しました。
大友さんは、「3d遷移金属酸化物を出発点とする酸素発生触媒の開発」という題目で口頭発表を行いました。高濃度のアルカリ性電解液下での酸素発生反応という厳しい条件下において、アルカリ水電解セルの陽極性能向上させることは大変難しく、この研究発表は、高い触媒活性を有するスピネル型複合酸化物の酸素発生触媒の開発、さらには、その酸素発生活性の支配因子の解明に挑んだものであり、株式会社トクヤマとの共同研究の成果です。
本賞は、研究成果を高いレベルで報告した優秀な若手研究者に授与されるものであり、特にヤーンテラー歪みという構造と電子物性を結びつける結晶構造のパラメーターについて分かりやすく説明を行った上で、このパラメーターを小さくすることで、構造歪みを抑制すれば酸素発生活性が増強されるメカニズムを、幅広い組成で理路整然と発表したことが高く評価され、今回の受賞に至りました。
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受賞した大友さん | 賞状 |